代替医療の範囲は大変広く分類されています。
全医療系には、インドの伝統医学や中国の伝統医学、類似の法則の理論に基づいたホメオパシーや、自然治癒力に基づいた治療をするナチュロパシーなどがあります。
心身療法では、瞑想やイメージ療法やリラクゼーションなど、精神的な要因で身体に影響を及ぼす能力を高める治療法で、心身のバランスを保ち、手術や分娩の補助的な役割として用いられることが多いです。
生物学に基づく実践では、ハーブや植物薬にミネラルや栄養補助食品などの食事療法で、身体の健康状態に影響を与えようとするものです。
特定疾患の予防などにも推奨されています。
マニピュレーションや身体をベースにした実践では、身体の構造などに焦点を当てて機能回復をはかります。
カイロプラクティックやマッサージに灸療法などもこれにあたります。
エネルギー療法は、人体に存在する微量名エネルギーを操作することで身体に影響を与えようとするもので、鍼治療や磁気治療、患者に手をかざして動かすセラピューティックタッチや、患者に施術者がエネルギーを送り込むレイキなどの治療がこれにあたります。
こうした代替医療は、医療現場でも免疫力が高まったり、治療中のモチベーションを上げたり、リラックス効果で心身のバランスを保ったりと効果を得られる場合があります。
しかし、治療によっては逆効果の場合もあるため、代替医療を利用したい場合は医師との相談が不可欠となります。